水産グループ

「美味しい!」は、人を幸せにするチカラ

北極圏で育てる、奇跡のサーモン

「…!?……!!!」

そのサーモンを初めて口にした時、言葉を失いました。強いて言うなら「何だこれは!?」という感じでしょうか。

まず、養殖サーモン特有の臭みがまったくない。通常のものより明らかに鮮やかで濃い、赤色の身が食欲をそそる。とどめに、余韻を楽しめるほど糸引く甘さの後味。

とにかく、今までのサーモンとは何もかもが根本的に違っていたのです。刺身で食べるのに、これ以上のサーモンにはもう出会えないだろうといえるほど。

ノルウェーではサーモンを生で食べる習慣がないため、今までのサーモンとは「味が違う」ということに気が付きませんでしたが、日本人が食べたら味の違いは歴然!

その感動的な味は、北極圏特有の潮流や海水温、水質、ゆっくりとした生育スピードなど、あらゆる条件が重なり合って生まれたもの。

このサーモンの特色をより濃く打ち出すために、社長、役員が何度も現地に足を運び約1年半の歳月をかけ徹底的に餌の改良をしたり、新しい工場も建設しました。

また、この品質そのままに日本のみなさんに食べてもらいたい一心で、輸入ルートの整備、空港への自社専用低温倉庫の設置など、徹底的にインフラを整備。ようやく安定輸入にこぎつけたのです。

冬になると養殖場の上空に広がるオーロラから「オーロラサーモン」と名付けました。現在、日本でもブランドサーモンとして定着しはじめており、様々な寿司チェーンや小売店の店頭でお客様が召し上がられているのを見ると、思わず誇らしくなってしまいます。

また実は、サーモンは世界で最も養殖量が多い魚であり、そこからくるスケールの大きさも、貿易商社で働く者としてはたまらない醍醐味でしょう。

弊社でもオーロラサーモン以外に南米・チリ産のトラウトサーモンも取り扱うなど、そのビジネスフィールドは、まさに地球を横断するほどの広がりを見せています。

日本の「隠れた逸品」に、もっと光を

私たちの「本当に美味しいものを届けたい、もっと広めたい」という想いは、サーモンの輸入にとどまりません。日本の「美味しい」を海外へ広めて行く事業も開始しています。

たとえば、九州で養殖された国産ブリの輸出もそのひとつ。

限りなく天然に近い環境で育てられ、脂の乗り、身の締まりとも段違いで、国内でも最高品質のブリとして認知されているほどの逸品です。

日本の養殖業は、素晴らしい品質を生みだす技術と情熱を持っています。私たちは貿易商社として、そんな匠らの作った素晴らしい「作品」を世界に広めるお手伝いができればと思っています。

今では、九州までこのブリを視察に訪れる海外業者さんが続出していますよ。

まだ見ぬ「美味しい」を世界中に

このように、「美味しい」を通じて人を幸せにするのが水産グループの仕事。

世界中からまだ見ぬ「美味しい」を探し出して、日本の食卓に届けることもしかり、日本の「美味しい」を世界に知らしめることもしかりです。

今後は、「鮪」にも力を入れて行くことを考えています。

私たちがオーロラサーモンに出会ったときのようなあの感動を、日本と世界の食卓へ、一緒に届けましょう。