フラワーグループ

花への愛と日本文化に想いを込めて。

日本人の魂の象徴、菊とその文化を守るために

菊――。それはまさしく日本人のこころ。古くは平安時代、古今和歌集でもその美しさが数多く詠まれ、長きに亘って私たちの魂に根を張ってきた、非常に縁深い花です。

しかし、その栽培は非常に重労働なうえ、生産者の後継者不足も深刻で、国内の菊生産減少に歯止めがかからないという現実があります。

このままでは、菊と共に歩んできた、誇るべき日本文化・風習そのものが廃れてしまいかねません。

そこで私たちは、菊の生産に適したベトナムに現地法人(JVAT)を設立、現地で自ら菊を生産し、日本へ輸入することでこの文化を守ろうとしたのです。

約9年前からプロジェクトを始動、試行錯誤を重ねたのち、出荷が始まって3年。今では、仏花用途を中心に日本各地へ私たちの菊を届け、美しい日本の精神を守ることに貢献しています。

また、同じく文化を背景とした日本特有の用途がある切花として、神事に用いる「榊(サカキ)」の輸入販売も手掛けています。

想いの数だけ、花がある

しかし、花の美しさやそれを愛でる心に国境はありません。

菊やサカキ以外にも、バラやカーネーション、かすみ草、アルストロメリアほか、多くの海外産切花も輸入しており、スーパーや生花店さんにお届けしています。その数は、なんと年間約5,000万本にも上りますが、花は、その数だけそこに想いが込められているもの。母の日などの記念日に花を贈る人も多いことでしょう。

つまり私たちの仕事は、花を通じて5,000万もの想いを届けるお手伝いでもあるのです。

扱いが難しいからこそ、ますます愛着がわく

また花は、マーケットの変動が激しいため、弊社で取り扱う商材の中でも特に細心の注意が必要な存在です。

そのうえ「切ってからも生きているものですから、愛情を込めて真剣に扱ってあげないと、すぐに花が傷んだり、葉が枯れたりします。このように市場も花自身も手強い相手なぶん、逆に愛着もひとしお。

主な産地は通年生育が可能な赤道直下、コロンビアやケニアなどの高地ですが、そんな「気難しくもかわいい」花たちですから、産地に出向いた時の感動は言葉では言い表せません。

さらに取引先の方々も、花への想いが深い職人魂を持った人たちばかり。そんな人たちと理念を共有したビジネスができることも魅力です。

国産が減っている花を輸入し、日本の文化を守ること。季節にとらわれず、花に込めた人々の想いをいつでも届けられること。

それがフラワーグループの仕事の醍醐味なのです。