南米から切り花を輸入
「品質第一」をモットーに
南米コロンビアから生花を輸入し、国内で販売する業務を担当しています。質の高さで知られるカーネーションのほか、バラやアルストロメリアといった切り花を扱い、販売先は北海道から九州まで全国各地の花き市場、スーパー・量販店向けに花束に加工して出荷する加工業者、街の花屋さんなどです。大口の定期注文に加え、スポット注文にも応じて、そのつど必要な生花を仕入れ、空輸して納品しています。
常に心がけているのは「品質第一」です。オーシャン貿易では、長い年月をかけて首都ボゴタの近郊の生産業者と協力して生花の品質を向上させてきました。産地は赤道に近い標高約2600㍍の高地で、四季がなく一年を通して花き栽培に適した気候です。ただ、切り花は鮮度を保つのが難しく、とりわけ輸送中に傷む恐れがあり、いかにして納品時の不良品を減らすかが鍵となります。常に良質な切り花を届けられるよう、花の傷みの原因を探り、栽培時の養分吸収の状態や切り取り後の処理など、産地とのコミュニケーションを密にしています。
世界が認める優れた商材を提供する
世間が認める優れた商材を見いだし、提供することに全力を挙げる社風が魅力です。入社前は関西に全く縁がなく、オーシャン貿易についても詳しく知りませんでした。しかし、採用面接時に「オーロラサーモン」を商品化した取り組みを知り、感動しました。気候変動による海水温上昇で良質なサーモンの入手が難しくなるとみて、果敢に北極圏での養殖に乗り出したと聞き、これは面白そうな会社だなって。
再入社して実感するオーシャン貿易の良さ
でも、実は出戻り社員なのです。2017年に大学を卒業後すぐに入社し、輸出や管理部門に配属されたのですが、営業での力を試そうと2年半でいったん退職しました。異業種の営業職に転じたものの、やはりオーシャン貿易を創業した現会長の人柄や仕事ぶりに魅了され、縁あって再び一緒に仕事をさせてもらうことになりました。英語でのコミュニケーションが好きですし、貿易商社の仕事は楽しいです。機会があれば、海外勤務にも挑戦してみたいと考えています。