多彩な国産食材を世界へ
日本各地から食材全般を仕入れ、海外のお客さまに届けています。ハマチやヒラメ、本マグロ、ウニといった天然・養殖の魚貝をはじめとした生鮮食品の割合が大きく、メロンやブドウ、キノコなど果物・野菜のほか、加工食品も取り扱います。生鮮食品は東南アジア向けが多いものの、北米や中東へも輸出し、欧州は最近、しょうゆや酢、ノリ、ワサビをはじめ調味料の輸出が伸びています。
近年の和食ブームが追い風となって、弊社のホームページを見た海外の日本食レストランなどから、ほぼ毎日問い合わせが入り、新規の商談が絶えない状況です。注文を取りまとめる現地の輸入業者からも発注があり、市場の仲卸や養殖業者から仕入れて対応しています。生鮮食品ゆえに賞味期限は短く、鮮度の高いものを買い付け、すぐに輸出してお客さまに届けねばならず、常にスピード勝負です。そこがこの仕事の楽しさともいえます。
「輸出拡大」という使命
オーシャン貿易は元々、輸入ビジネスが中心です。輸出部門はどちらかというと後発で、いまのところ売上高全体の2割程度にとどまっています。
ただ、為替相場の急激な変動を踏まえ、ビジネスを安定的に進めるには、円安・円高どちらに振れてもリスクヘッジできるように、輸出と輸入は半分半分が理想的です。
輸出入の適正バランスを図るために輸出拡大に向けてもっと頑張らねばなりません。
鮮度を競う
ビジネスに欠かせないスピード感
私は父の母国の英国で生まれ育ち、小学6年生の時、母親のふるさとである日本に来ました。英語、日本語ともにほぼネイティブな語学力は、海外とのビジネスにおいて強みです。転職前も食品輸入に携わっていましたが、あまり大きい会社では活躍できる場が限られ、少人数制でも大きなビジネスに取り組むオーシャン貿易は魅力的でした。若手社員にもチャンスを与え、常にチャレンジする会社だなって。
目標に向かって一生懸命走り続けたいという思いで入社しました。いろいろなことに挑戦させてもらえる上、とにかく会長、社長のゴーサインが早く、そのスピード感は鮮度を競う商材を扱う会社としては必須であり、オーシャン貿易の強みであると感じています。