旬の魚や野菜を東南アジアのレストランへ届ける
入社7年目。生鮮食品の輸出を担当しており、半年間、マレーシアのクアラルンプールに駐在し、東京に戻ったばかりです。日本産のマグロなど天然・養殖の魚介類や野菜、果物をマレーシアやインドネシアへ空輸で出荷して、現地のすし店や居酒屋といった日本食レストランに届けていました。
様々な経験を経てマレーシアへ
入社当初は輸入部門に配属され、南米チリ産の生鮮サーモンの仕入れと国内営業に携わりました。
2023年9月から東京営業所に異動し、輸出部門へ。輸出は魚全般、野菜全般、果物全般を扱い、輸入に比べ品目がこまごまと多いのが大きな違いです。まず取引のあるすし店や豊洲市場で研修させてもらい、鮮度の見分け方など国産食材の基礎知識を学んだ上で、マレーシアへ赴任しました。
現地スタッフと共に
地道な営業で新規顧客を開拓
クアラルンプール駐在は1人ですが、パートナー企業のスタッフ約40人と協力しながら、500店くらいある得意先を訪ね、どんな食材を求めているのかをヒアリングしたり、逆に旬の魚や野菜を提案したりする毎日でした。ジョホールバルなど地方都市やインドネシアのジャカルタへも出向いていました。
オーシャン貿易の特色や取り扱う食材の品質などを説明し、見積もりを提示して「じゃあ1回取引してみようか」という感じです。文化の違いに戸惑うことはありましたが、地道に新規顧客を開拓していけば、注文が増えて営業の数字に表れるのがやりがいといえます。
マレーシアは中国系の華僑の方が多く、商談は英語でもできますが、中国語も話せれば、より営業しやすいだろうと思っていました。いま、輸出部門は東南アジア向けが主です。今後はさらに経済大国である米国などとの取引を拡大していければと考えています。