ベトナムにて丹精を込めて
美しい菊を育てる

M.U.

海外事業部 JVAT 課長
2004年 新卒入社

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現地スタッフとイメージを共有し、
文化の壁を乗り越える

現在の仕事は、ベトナムの農場JVATでのキク栽培管理がメインですが、ベトナム人スタッフの管理や農場内の土木工事なども行っています。
海外で働くことの一番の難しさは、一緒に仕事をする現地人の考え方が日本人とは違っていることだと思います。
JVATのスタッフに対しては、指示を明確に伝えること、そして指示通りに仕事を行っているか、確認すること。
言葉の壁だけでなく考え方の違いもあるため、言うだけでは、こちらの意図を十分に理解していないことが頻繁にあります。言葉だけではなく、図を描いて説明することでミスも少なくなります。
日本で働くより大変ですが、ベトナム人と一緒に丹精を込めて作った菊を日本に輸出し、お客さまから良い評価を頂いた時は、喜びもひとしおです。

JVATの責任者として、
菊の品質を保証

学生時代は、果樹に関する研究をしていました。オーシャン貿易が、ブルーベリー事業を行っていたことが、入社したきっかけです。
入社してしばらくは、グリーン事業部での仕事、及びフィリピン・ミンダナオ島でのトルコギキョウ栽培にも関わりました。

2009年JVAT事業立ち上げメンバーに選ばれてからベトナムに駐在、現在に至ります。
目標は、日本向け輸入ギクの中では、オーシャン貿易が扱う商品が一番であると言われ、安心してお客さまにJVATのキクを購入していただくことです。またJVATは社長が作った産地ですが、この先は自分が現地の責任者として皆を引っ張って行きたいと思っています。

一時帰国のプランをイメージ

休日には、日本に帰国したときに何をするか考えています。(残念ながら現在は、新型コロナの影響で帰国が難しい状況ではありますが。)
特に自分の子供は日本の事をほとんど知らないので、季節によってどこに連れていくか計画をたてるのが楽しみです。

大企業と比較すると、社員数は少ないですが、その分誰にでもチャンスがあると感じます。単に商品を買って売るだけではなく、ものづくりに焦点を当て、商品の生産から販売までを一貫して行うことにも取り組んでいる点が他の専門商社にはない特徴です。

Message

よほどの田舎でない限り、インターネットや携帯電話の普及・発達により、以前とは比較にならないほど、世界中のどこにいても情報のやり取りが容易になりました。
ここベトナムでも日本にいるような感覚で、毎日SNSやWebミーティングなどでのやり取りを行っています。
それでも、本当に現場のことを知るとなると、現場にしっかり入り込む必要があります。

海外、特に発展途上国において、仕事や生活での苦労は少なくないですが、日本にいるだけでは分からない様々なことを見て、感じることができ、人生においてもそれらが得難い経験になります。
日本でも外国人労働者が増える中、今後、異文化コミュニケーション能力は今まで以上に必要になってくると思います。
そういった自分自身のスキルアップを目指して、海外での勤務を前向きに捉える方は、大歓迎です。